fight » Blog Archive » ベンチ買うならどっち?🏋️

自宅で筋トレするなら1台は持っておきたいトレーニングベンチ。
ダンベルとセットで揃えても良いほど重要な筋トレ器具だと思います。

そんなトレーニングベンチを購入するにあたり、フラットベンチとインクラインベンチのどちらを買うべきか迷っている人も多いんじゃないでしょうか?

優柔不断な私はどちらか1つに決め切れず両方買ってしまいましたが、その結果それぞれのメリット・デメリットを見つけることができたのでこの記事で紹介させていただければと思います。

ここではトレーニングベンチの購入を検討している筋トレ初心者の方向けに、フラットベンチとインクラインベンチの違いとメリット・デメリットについて私自身の経験をもとにアドバイスします。

フラットベンチとインクラインベンチを比較するとまず見た目の違いが目につきますが、構造や価格・筋トレでの使い勝手など異なる部分が意外とたくさんあります。

ここではフラットベンチとインクラインベンチ、それぞれの違い・特徴について解説します。

フラットベンチ

2013年から使っているファイティングロード フラットベンチPRO

フラットベンチはシートが水平になっているトレーニングベンチで、頑丈かつ安定感に優れていることからベンチプレスなどの高重量を扱う筋トレ種目で特に重宝されます。

また、シンプルな構造のため比較的安く購入できるのも嬉しいポイントで、初心者から上級者まで愛用者の非常に多いトレーニング器具です。

シートに角度をつけられるインクラインベンチに比べ筋トレ種目のレパートリーは減りますが、扱う重量や工夫次第では十分過ぎるほどトレーニングの役割を果たしてくれます。

この先、ダンベルだけでなくバーベルでの高重量トレーニングも視野に入れている人にはフラットベンチをオススメします。

インクラインベンチはシートの角度を調整できるトレーニングベンチで、様々な角度で筋トレを行えるため全身をバランスよく鍛えられます。

高機能ということもあり高品質なものを買おうとするとフラットベンチより高価になりますが、ダンベルメインで筋トレをしている人やトレーニングの幅を広げたい人はインクラインベンチを選ぶので損はないかと思います。

フラットベンチとインクラインベンチのどちらもたくさんのメーカーから商品が出ていて、価格やスペックもピンキリのためどれを買えば良いか悩んでいる人も多いかと思います。

そこでトレーニングベンチを購入する際に確認してほしいポイントをまとめましたので、ぜひ購入の参考にしてみてください。

  1. 耐荷重は最低でも200kg以上
  2. ベンチ本体の重量が重いものがオススメ
  3. インクラインベンチは角度調節のバリエーションを要確認

耐荷重は最低でも200kg以上

まず最初にトレーニングベンチの耐荷重の記載を必ず確認しましょう。

トレーニングベンチにおける耐荷重とはご自身の体重・ダンベル等の合計重量に耐えられるおおよその数値を指しますが、耐荷重ギリギリの重量で筋トレをしてしまうとベンチがガタついて安定感を保ちにくくなったりして危険なため、特に高重量を扱う場合には注意が必要です。

目安としては体重・使用するダンベルの最大重量に50~60kgを加えた数値の中で条件に合う商品がオススメで、
ダンベルメインで筋トレをしている人は耐荷重200kg前後、ベンチプレス等の高重量トレーニングも視野に入れている場合は耐荷重300kgのベンチから選ぶようにすると長く使用できると思います。

ベンチを買うならお金をかけて少しでも高品質なものを!

ベンチ本体の重量が重いものがオススメ

次にトレーニングベンチ本体の重量も確認してください。

主にインクラインベンチで筋トレをする際に起きやすい現象なんですが、
軽いベンチの場合、中~高重量のダンベルを足を使ってスタートポジションまで持ち上げる(オンザニー)時に、持ち上げる反動に負けてしまい後ろに滑ることがあります。

垂直に力が働くフラットベンチとは異なり、インクラインベンチでは後方に力が働くためです。

これはベンチの下にマットを敷く等で多少の対策は可能ですが、
体を支える本来の役割が果たされておらず、特に扱う重量が重くなるほどリスクが増えるため注意が必要です。

ちなみに自宅では30kg以上のダンベルなど高重量を扱う予定がない人の場合は15kg前後のフラットベンチ、または20kg前後のインクラインベンチにマットを敷く形で十分適応できるかと思います。

まとめ「筋トレのスタイルに合わせたベンチ選びを」

フラットベンチはファイティングロードのフラットベンチPRO、インクラインベンチはリーディングエッジのインクラインベンチを普段から自宅で使っていて、特にフラットベンチに関しては2013年に購入してからずっと使い続けていますが今でも現役バリバリで活躍してくれています。

また、この二つのベンチを比較してさらに細かい補足をしますと、ベンチの高さが商品やメーカーによって異なることにも注意が必要です。(ファイティングロードの方が高く、リーディングエッジの方が低い)

私的には、フラットな状態で使う場合は高めの方が使いやすいかなといった印象でした。

もし予算に余裕がある場合は高スペックのインクラインベンチを1台買うのでOKかと思いますが、少しでもベンチ選びの参考にしていただければと思います。